最高裁の法廷文書によると、男性は昨年5月、カターニア大学の
キャンパス内で学生を前にしてオナニーを行って逮捕され、
禁錮3カ月と罰金3200ユーロの有罪判決を受けていた。

男性の弁護士がその後、最高裁に控訴し、判決は今年6月に
出されていたが、その内容は最近になって初めて明らかになっていた。
最高裁による今回の判断を受け、男性の審理はカターニアの
地方裁判所に差し戻され、焦点は行政罰金の具体的な金額の
設定となった。その金額は5000〜3万ユーロ(約57万
5000〜345万円)の間となっている。

世界各国の場合、公共の場でオナニーを見せ付けるのは刑事罰
の対象として禁錮刑が下されるのが多数となっている。