そこで私がおすすめしたいのが、「小さな自由を手に入れられるくらいの、小さな資本家」です。

これが実現できれば、時間の自由を奪われることなく、小さな自由を手に入れることができるようになるからです。

また、私が大きな資本家よりも小さな資本家のほうをおすすめする理由として、社会的な立場の自由という点もあります。

私は大学生の頃、海外留学をする費用を稼ぐべくホステスのバイトをしていたことがあります。そのときに代々の資本家の方や経営者とかかわることもありましたが、たとえば代々の資本家であれば、「自分の代で資産を減らすわけにはいかない」というプレッシャーだったり、
経営者であれば人格者であることを求められたり、従業員も抱えているため責任も重そうだなぁと感じました。

私の人生のモットーは、「楽に楽しく生きる」です。

そのため、できる限り過度なプレッシャーや社会的地位は持ちたくないと思っています。ですから、億万長者になりたいとか、社会的に成功したいという方には、本稿の内容は参考にならないかもしれません。

一方、私のように「今よりちょっと自由に生きたいなぁ」と思っている方には、そのヒントになるのではないかと思います。