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兄の顔面に着座し、ショーツの布越しに顔の凹凸が伝わってくることを想像する。
(妹のお尻に引かれた気分はどう? パンツの匂い、たくさん嗅いでね。お兄ちゃんを虐めてたら
気持ちよくなってたくさん濡れちゃったから、きっといい匂いがするよ)
理香は無理やり匂いを嗅がせるように、兄の口を陰部で塞ぎ鼻穴に股間を包んでいる布地を
押し付ける。
「これからお兄ちゃんの顔でオナニーをするね。妹に喧嘩で負けで、お尻の下に引かれて、
オナニーの道具にされるなんてホント哀れだよね。生きてて恥ずかしくないの? いっそのこと、
このまま窒息させて殺してあげようか?」
残酷な言葉を兄に吐きかけ、陰部で塞いでいる兄の口から屈辱に満ちた悲鳴が漏れるのを
想像する。
理香はその悲鳴を下半身に感じながら、兄の鼻がショーツごと秘部に埋まるくらい強く、
兄の顔面に下半身を押し付け、腰を前後にスライドさせた。
そして、兄の顔から伝わる凹凸と苦渋に満ちた悲鳴を下半身に感じながら、
絶頂を迎えるのだった。

オナニーの後、理香はいつも嫌悪感にさいなまれる。
自分の兄を痛めつけ、陵辱することで快感を得る。自分自身でもそれが異常だということは
充分理解していた。
しかし、その行為により得られる快感に抗うことはできず、日々の生活に息詰まると、
兄を虐待することを想像しながら自慰にふけるのだった。

そんな理香の想像が現実になったのは、理香が3年生に進級してからだった。


本日はここまでにします。
需要があれば、続きを投稿させていただきます。