式から一週間後は私の誕生日でした。
私はこの年になるまでに結婚したいと思っていたのでとても満足です。
彼からの結婚後最初の贈り物はオチンチンのソテーでした。
先生の粋な計らいでレストランでいただきました。
白いお皿に刻んだ野菜とオチンチンが盛り付けてあって、美味しそうでした。
神妙な面持ちの彼の前で、ヒロシ君、いただきます、って言ってフォークを刺しました。
表面の張り詰めた薄い皮を突き破ってフォークをさすと持ち上げてかざしてみました。
色は焼かれて茶色くなっているけれど、皮の剥けた立派な大人のオチンチンでした。
先生が何とかという処置をしてくれたおかげで形もちゃんとしていました。
最後だから、ヒロシ君、いい形だね、って褒めてあげました。
そういえば恋人時代も舐めさせてばかりで一度も舐めてあげてなかったな、って思ったら、あたしもちょっぴり切なくなりました。
火を通してあるし、って思ってあたしも勇気を出してペロっと先っぽを舐めてあげました。
ヒロシ君は顔色が悪かったけどちょっと興奮しちゃったのかピクッてしてました。
恥ずかしがっちゃって、ヒロシ君可愛い。
味は鶏肉みたいでバルサミコソースの甘酸っぱさとあっていました。