なによ それ…
私のこと全部知ったように言っちゃって
(男が年上のせいか、見透かされているように言われて、少し不満そうな態度を取る)
(理紗はちょっと人見知りしちゃうタイプなので、どうしてもクールな感じに自分を装ってしまう)
(それも、この男には見抜かれているのかもしれない)

……
(それ以上深く言わないが、きっとこの男は、理紗がオナニーして汚したショーツを渡したと
確信しているのだろうと思う)
(だけど、これ以上否定しても、揚げ足を取られるだけだと思って黙る)

ふん!普通の人より十分見てるじゃない!
(心底残念そうにする男を見て身体が疼くのを感じながら冷たく言い放つ)
(ここで甘さを出したら主従関係が崩れていくような気がした)

前から思ってたけど、意外と理屈っぽいわね
そういうところが何かムカつくから、あんたになんかあげない
(ただの変態だと思っていたけど、男の話には感心させられることが多かった)
(的を得たようなことを言われて納得してしまうのと同時に、やり込められたような気もして、
思わず嫌味を言ってしまう)
(ついでに、そう簡単に下着を渡すことはないということもはっきりさせる)

【続けます】