「ぼくのこいびと だい2しょう くろさわゆういち」
「な、なんだよ急に」
「今思いついたから。聞いて」
「い、いいよ別に聞かせてくれなくて」
「だってもう魔法使えないんでしょ?」
「それは…そうだけど…(ちょっと声小さくなる)
だからって口に出さなくていいって。ていうか誰のせいで魔法が…」
「え?何?もう1回言って」

ポエムを聞いても聞かなくても身の置き所がない安達であった