ロイヤルファミリー主要キャラクター

山王耕造(演:佐藤浩市)
巨大人材派遣会社「ロイヤルヒューマン」を一代で創業し世界的企業にまで育て上げた稀代の経営者。
競馬界でも有名な馬主として知られており、「コウゾー」「サンノー」の冠名で知られている。
八大競争のうち東京優駿以外を所有馬で制しており、残り一つにして最も運に左右されるとされる
東京優駿の制覇を人生最後の目標として掲げている。朝日杯FSとホープフルSを連闘で制し、
3歳クラシック戦線の主役とされる「コウゾーパワフル」に東京優駿制覇を期待している。

栗栖栄治(演:妻夫木聡)
父親の営む税理士事務所で働く税理士。若いころに父の税理士事務所で将来働くことを夢見て
大手税理士事務所に就職するが、大学時代からのめり込んでいた競馬で大負けしたことをきっかけに挫折。
それ以降は人生に希望を見いだせなくなっていたが、有名馬主である山王耕造との出会いで
止まっていた時間が再び動き出すこととなる。

※ネタバレ
栄治は馬と話すことができる特殊な能力を持っており、大学時代に競走馬と会話して大儲けしていたが
怪我を隠した競走馬がレース中に故障し安楽死となったことで、馬と会話できることと
馬が自分のために嘘をつき結果レース中に亡くなったことに恐怖を覚え競馬と距離を置くこととなった。
有名馬主の山王耕造との出会いで人との繋がりや馬との縁という話を聞き、山王陣営のアドバイザーとして
競馬に再びのめりこんでいく。

???(演:目黒蓮)
謎の人物として度々栄治と耕造の前に現れる謎の青年。
正体は栄治が大学生時代に会話をした、けがを隠してレース中に故障し安楽死した悲運の競走馬「ハロウインジヤンボ」号

野崎加奈子(演:松本若菜)
栄治の元恋人で、北海道日高地方の名門生産牧場ノザキファームを父とともに経営している。
父と同様に日高からまた強い馬を出すことを目標にしており、ノザキファームの生産馬一頭一頭に愛情を注いでいる。

野崎剛史(演:木場勝己)
加奈子の父でノザキファーム代表。娘の加奈子がほかの日高の牧場と共同で高額な新種牡馬を導入しようとした際には、
自分が若い頃にも似たような事があり、導入した種牡馬が大失敗して大損をしたと伝え導入見送りをさせている。

椎名善弘(演:沢村一樹)
国内人材派遣最大手の株式会社「ソリュー」のCEOで、日本競馬界でも有数の馬主。自身の所有馬で海外のレースも
多く勝利しており、フランスで開催される凱旋門賞を制覇するため毎年競走馬を送り込んでいる。
競走馬の能力を数値化してみることができる特殊能力を有しており、この能力のおかげで強い馬を見極めることができる。

広中博(演:安藤政信)
中央競馬の名門厩舎である広中厩舎の調教師。名門大学の出身で、世界に通用する強い競走馬を育てる為海外留学も経験している。
馬の調子を数値化してみることができる能力を有しており、この能力のおかげでレースに合わせて完璧な状態に仕上げることができるという。
馬を中心としたチームという考えを持っており、調教師も厩務員もスタッフは全員平等という考えのもと多くの名馬を育てあげている。

平良恒明(演:津田健次郎)
「東日スポーツ」の競馬班のエース記者で、若手時代に取材に熱が入りすぎ勝手に厩舎や馬房に侵入した事が原因で干されそうに
なったが、その際に山王耕造に仲裁して貰った恩から耕造の事を「殿」と呼び尊敬している。この縁もあり耕造の馬に関しては
非常に好意的な記事を書くことから、東日スポーツ読者層の多くから山王耕造と何か癒着があるのでは?と疑われている。

佐木隆二郎(演:高杉真宙)
騎手。元騎手で調教師の父を持ち、幼少期から競馬が身近であったため自然と競馬騎手を目指していた。
広中を筆頭に多くの調教師が認める程の高い騎乗センスを持ち、自身がGIを初制覇出来る馬との運命的な出会いを求めている。
父の現役の異名であるターフの魔術師と、レース勝利時に口取り式で手品を行うことから、ターフの奇術師の異名で呼ばれている。

山王優太郎(演:小泉孝太郎)
山王家の長男で、耕造が社長を務めるロイヤルヒューマンの後継者候補筆頭。経営者としては堅実だが、馬主としては
セレクトセールで高額馬をセリ落としては未勝利引退を繰り返すなどを繰り返し馬主としての才能は皆無。
耕造の後継者を自負しており、経営者としてだけでなく馬主としても超える事を目標としている。