>>752
昔は絵コンテって読んでる編集部が多かった

雑誌の連載漫画が始まった時点でネームは必要なものなんだよ
ネームが無いとページ割が決まらんのよ
昔は漫画って製本の都合で例外を除いて8P単位の入稿で
さらに昭和の漫画って漫画内の下段や横に広告スペースを空けて
広告入れる場合まであった、少年ジャンプとかでも
荒木先生がバオー来訪者描いてる当りではまだ存在していて
単行本に漫画の流れと関係なく何ヶ所かイラストが入ってるページがある
それは広告があった部分の隙埋め何だよ
作家によってはそれを嫌って1P描き直す人もいた
こういうのってネームが無いと不可能なのよね

あと絵コンテがネームと呼ばれるようになったのはこの段階で吹き出し位置と
セリフを完全に決定して、セリフを印刷したネームシールを作っておいて
原稿が入稿されたらすぐにセリフを貼れる様にしたことが起源なわけで
そう言う作業のためにも商業誌はネームが絶対必要だった
逆にDTPが普及してPCで版下を編集するようになってからネームシールを
先に作る工程が無くなったし、後で吹き出しの位置や大きさが変わっても対応可能になった

PCやネットが無い昭和の時代こそ漫画家が勝手に描いて原稿を渡すとかそもそも商業じゃほぼ無いんだわね