>>80
(周囲の色めきたった反応に、ぞくぞくと背中を震わせる秋葉)
(きっと、もうお終いだわ――これまで学園で築いてきたイメージは勿論のこと、その地位や名声も地に堕ちてしまうだろう)
(それでも構わず、遠野秋葉は唯諾々と2人の後についていく)
(耳をそばだて、自分がどのように噂されているのか聞きながら――)

(昇降口にて、2回目、3回目の「拾う」行為が繰り返される)
(そのたびに、秋葉は前屈みになってその尻を衆目に晒す)
(3回目……携帯を構える女生徒に対しては、自らそのカメラに映りやすいように、すこし尻を振ったりしながら)
(丁寧に上履きを拾い上げ、以前と同じように振る舞おうとした)


【この後、よければ、お2人の上履きを私に穿かせるように指示してくれれば……】
【お姫様の靴を穿かせる奴隷のように、かしずいて、そのおみ足に上履きをお穿かせしたいです】

【名前欄、いま噂されている自分に相応しいものにしました。いかがでしょう】