>>188の続き)



「兄さん!今日はヘリオスが出るだなんて聞いていないわよっ!」
今最も見られたくない人物、アルテミスの登場である

「あ………アル」
え!?えっと…誰?

「アルテミスおばさま…フィリアみたいなこと言って…お父さまよ!」

「あぁそっかぁ兄さんだったのね……って…え…えぇぇぇぇ!!
この女(ひと)が兄さん!?…どうしてそんな変わり果てた姿に!!」
ポロン以上にパニックに陥るアルテミス
昨日まで男だったのに、どうして女になったのかという衝撃

「あ、いやぁ…私も皆目見当が付かなくてなあ…」
容姿的な意味で格好良かったアポロンが今では、麗しい美女に映える

「と…とにかくアルテミスおばさま!落ち着いて、深呼吸を」

「え?…すうぅぅ…はあぁぁ…」
ポロンに言われたとおり、深呼吸をする

「落ち着いたかしら?」
「え、えぇ…なんとか……それより兄さん、本当に女になったの?」
落ち着いたアルテミスはアポロンに質問しつつ、その目立つ乳房をむずんと鷲掴み揉みし抱く

「わぁ!…ちょ…ちょっと…」
いきなり鷲掴みをされ驚くアポロン

「…本当に女なのね………それにしても…おっきい…」
マッサージを終えたあと、アルテミスは何やら落ち込む

かくして緊急召集でオリンポス神殿に集まった神々。アポロンはアルテミスから服、
そして下着を貰い参加している

「お父さま…着心地はどう…?」

「着心地はなかなかいいな(だが胸の辺りがキツい…)」

「―ってことで、アポロンがこのような姿になったわけだ。誰か相談に乗ってやってくれ」
すでに緊急召集の議会が始まっていた。そしてそこにはナハハの姿もある