>>222の続き)




「…に…兄さん…下は脱がなくて良いから(汗)」
勢いで普段と同じようにパンツを脱ごうとしたアポロンを制止する
「え…あ…そうだったのか!?」

全裸をさらすところだったが
「別に私は裸でも一向に構わないが…寧ろ今は女の体なんだから、
アルもセレーネも恥ずかしがらなくても良いんじゃないか?」

アポロンのいうことも最もである。だがこの場合はアルテミスとセレーネが困るようで顔を赤くする
「に…兄さんは女の体になって、違和感はないの!?」

アルテミスの羞恥心に似た問いにアポロンは冷静だ
「うーん…バランス感覚は以前と違うかな?…それに憑き物が綺麗に取れた気がするよ」

『そのままやんけ!(ガタッ』

アポロンは続ける
「それでサイズは?測るんだろ?」

「あ"ぅ〜…」

アルテミスも意を決してようやくメジャーを手に取る
「セレーネ!手伝って」

「ええ!いつでも良いわ」
2人に立ち会いが必要なのは何故かブラジャーをした状態になるよう、1人がバストを持ち上げ、もう1人で計測を行う
つまり―

「はい」
セレーネが乳房を持ち上げると「ひゃあ!」―とアポロンの普段絶対に聞くことのない悲鳴を上げる

「わわっ!プニュプニュやわらか〜い♪」
セレーネの声があがる

「ちょっ…コラ…セレーネ…くすぐったい…」
アポロンはそれどころではない―寧ろむずむずするような妙な感覚におそわれる

「兄さん…じっとしててよ」

「セレーネに言ってくれその台詞」

「…この滑らかなフィット感がなんとも」

「お…オヤジじゃないんだから!や…止めれ、止めてくれ…」
じわじわ来る感覚がアポロンを悩ませる

「(ルナちゃんほどじゃないけど)柔らかい…これは止まらないわ…」
ルナに近い触り心地に唸るセレーネ