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昨日もでしたけれど、日が差していたかと思えば重い雲が立ち込めて……
雨が降りはしないものかと、心配せずにはいられないような。
……何か、お仕事で問題でも?

(全くもう、とでも言いたげな語気に、先生の顔を伺いつつ)

あら……ある意味裸の付き合いですけれど、他意はありませんわ。

(のぼせてしまいそうですし、と口角を僅かに上げて)

赤……ですか? ふむ……いつも黒の制服ばかりですのに。
……ああ、でも。黒に黒を重ねても、目立ちませんものね。

(はい、と微笑みと共に素直に頷き)