>>57
……はっ!その声は…!
(びしょ濡れのダメージが、よりによってその声を聞いただけで回復して)
(顔を上向けると濡れた髪の毛が宙を舞い、水しぶきが辺りに飛び散る)
(先までホラー以外の何物でもなかった生物は熱血さながらに変貌を遂げ(と言ってもグロッキー))
まどか…まどかなのね……
私は…まだ、諦めるわけにはいかない…!
(また一歩、親友の待つ浴槽へと踏み出したところ、ざば、と上がる音が聞こえたと思うと)
(全身が幸せな温もりに包まれる。それがまどかの体温だと気づいたのは数秒後で)
……ええ、ええ……そうよ、まどか。こんな時に会えるなんて、まさに地獄で仏…
(癖なのか感動がなしたのか、濡れた腕を背中に回して抱き返す)

久しぶりね…会えて嬉しいだなんて…私のセリフを取られるとは思わなかったわ
いえ、むしろ同じ気持ちでいる事を喜ぶべきかしら…はっ!
(自分の低体温がまどかに癒されたという事は…と思い返して)
まどか、大丈夫?寒くない?いきなり雨に濡れた私を……
このままではいけないわ?早く二人で…浸かりましょう?

【私も、見てみたらまどかがいるのだもの。焦ったわ。そしてこの機を逃すまいと思ったわ(現金)】