急いでたし、今日は大丈夫よ。
大上さやかだってバレもしなかったよ。
ええっ、だって…今日、犬丸とデートだし…可愛く、したいじゃない(唇を尖らせて)
ふん、犬丸がついてなくたって大丈夫だもん!
(そんな事を言いつつも、犬丸が恋人繋ぎにしなおしてくれると)
(ちょっとだけ、嬉しそうにはにかんだ)
う、うん!ありがと、犬丸。
ほら、順番来たよ。早く乗ろう!
(犬丸の気遣いに珍しく素直に甘えて、一番前の車両を後ろの人へ譲ると)
(2番目に乗り込み、ゆっくりとジェットコースターが動き出して―)
(きゃーーーー!いやーーーー!コースターの落下の感覚と風を受けて)
(天神小での悲鳴に勝るとも劣らない悲鳴、そして無邪気な笑顔を見せた)
(怖がっていたのはコースターが上がりきる前までで、動き出してからは目一杯楽しめて―)
あ〜〜っ、楽しかったぁ!
へへ…犬丸、私のほう見てたでしょ?
心配してくれてた?
(コースターを降りると、恋人繋ぎをもう一度して園内を歩き始める)
(面白そうな乗り物にいくつか乗って、遊園地を満喫した)
(少しだけ歩きつかれて、歩みがちょっとだけ遅くなって)
【そうなの?わかった、犬丸のやりたい事はきっと私もやりたいことよね】
【そんなわけで、ちょっと巻き気味にしてみたよ。やりたいこと飛ばしちゃってたら】
【遠慮なく戻ってレスしてね。】