それは私が一番知っています。
放任しているようで、お姉さまはいつも私を大切にしていて下さっています。
理想的すぎるきらいもありますけど、お姉さまが仰るようにお姉さまが私達を見守ってくだされば
私も乃梨子も安心してリリアンで過ごしていけますね。
まあ、そう仰られて祐巳さんにばったり会ってお伝えしたりしますでしょう?
(とがめるような口調ではあるがけして顔色を変えることもなげに伝え)
それはそれで私が困ります。いつまでもお姉さまに頼りきりなのか、と叱られてしまいますから。
(目前で雪みたいに白い肌に包まれ、柔和なそれに顔を埋める)
お姉さま、…それはきっと大胆な気持ちが伝播しているん、でしょうね…ん。
ん、お姉さ、ま…ぁん…は、んん…。
(指先が長い髪を抱いて、亜麻色の長い髪が乱れるように揺れ動くと)
(頬を上気させて押し入った舌先を睦み合うと、お姉さまの顔が離れツゥ、と天糸のように唾液が伝うと)
―――ん、ん……くっ……ンンン…っ。
(舌を伸ばして、掬いあげると喉をならし嚥下し、コクン、と液が喉から内部を伝い落ちるのを感じながらはしたないと思いつつ小さく小さく達す)
は……ぁ……は……は、ぃ…お姉さま。
(頭を支えてもらってないと、達した刺激で膝を崩してしまいそうだったが意識を戻し言われるままに白く柔らかい乳房に唇を押し付けた)
(一度、吸い付くようにするとそのまま離れて、お姉さまの顔を見上げる)
>>24
いいえ、むしろ軽いくらいよ。
もう少し乃梨子ってドッシリとしてるかと思ってたけどびっくりするくらい軽いのね。
(抱きしめるようにしながら、こちらも黒髪ごと耳元に唇を押し付けて優しくささやいた)
いいのかしら。私ね、乃梨子を大事にしたいって思っているの、だからこんなことしてあなたを傷付けてしまわないか……。
ん、ん……ぁ、んん。
(黒髪を指で梳いて、耳を露出させると唇で挟んで甘噛みしつつ、頬をなぞるように唇を移動させキスを重ねる)
(頭を抱いて、何度も執拗に口付けをして優しく抱きとめる)
……んっ、ん……クスッ、声が甘い。乃梨子、接吻で感じてしまってる?
(チュ、と唇を離し、両手で頬をなぞりながら乃梨子の瞳を見つめて)
乃梨子のしたいこと、今度してあげるわね。どうしたいか、乃梨子が教えてくれたら、ね?
(掌を重ねあわせて、絡めるようにすると、顔をずらして深く唇を結びつけると離れて頭を撫でた)
おもわず行為にふけってしまったけれど、そろそろ時間切れね。
他の薔薇さま達がいらしてしまう頃だと思うし。
【おまたせしました。書いてたはずのものが消えてて少しだけ焦りましたけど】
【なんとか書き終えました。〆に向わせるような方向でいいでしょうか】