お褒め頂きありがとうございます。それでこそ、用意したかいがあったというものです。
そのナメクジは、専門の業者が専門の施設で飼育した、ブランド物でございます。
天然モノではありませんので、季節は外れておりますが……一年中、気温や湿度を調整し、
旬と変わらない品質で出荷するという、工夫を凝らした仕事をする飼育人の作品です。
ほら、これをご覧になって下さい。
あなたが今、お口に入れたナメクジの成育した環境の写真です。
(えりなに、数枚の写真を渡す)
三十代から四十代の、不潔で肥満した中年男の部屋で、放し飼いにされていたのですよ。
キモオタどもの食べ残したコンビニ弁当の残飯や、汗や垢の染み込んだブリーフの汚れを
食べて、丸々と太ったナメクジなのです。
飲んでいたのは、もちろん汚れた風呂の湯や、流しの水垢、トイレの黄ばみでしょうな。
キモオタどもが眠ってるうちに、その体を這い回ったかもしれない。蒸れたチンポの上を
這って、チンカスや精液を吸ったかもしれない。
そんな極上の材料で育ったナメクジどもが、あなたの口の中に入ったのです。
素晴らしいと思いませんか?

さあ、まだサラダは残っておりますよ。良ければ、写真を見ながら、残りもお召し上がり
下さい。きっと味がより鮮明に感じられますよ。
(えりなに渡したのは、ブサイクで不潔な、太った中年男がいる、汚い四畳半の部屋の写真)
(男が、茶色く汚れた布団の上に寝そべっていて、その布団の上を、ナメクジが這っている)
(流しの上に積み重ねられた、汚れた食器の山。そこにも、ナメクジが群がっていて)
(さらには、オナニーした直後であろう、精液で汚れたオナホールもあり、その中にも……)