>>81
気配が少ないと思えばたった一人とはな・・・私も舐められたものだ

(いつも通りに平静を装ってはいるが、その獣化兵の醜悪な姿、
そして何故かはわからないが体の倦怠感のようなものに襲われ、内心動揺していた)

それに貴様は獣化兵にしてはずいぶん下卑た口調だな
私は貴様のような男が嫌いでな・・・さっさと静かになってもらう!アダプト!!

(殖装キーワードを発するとヴァルキュリアの周囲にエネルギーフィールドが展開し、異次元から強殖装甲が背後に現れる)
(そして触手状の組織を絡みつかせ、装甲が装着されていく)

プシュー!

(排熱口から蒸気が排出され、額のコントロールメタルが光を放つ)

さあ、一瞬で終わらせてやる!

(肘の高周波ソードを展開し、目の前の獣化兵に斬りかかる。しかし・・・)

うっ・・・なんだ、これは・・・

(身体の倦怠感は殖装しても治癒することはなく、むしろ悪化しているようだった)
(それに、何か身体が熱くなってくるのを感じていた)

ハァ、ハァ、ハァ・・・これは、一体・・・?

(ガイバーUFは地面に膝をつき、湧き上がる熱に崩れ落ちる)