>>325
ぐぬぬぬぬぬ…!
(顔同様に生真面目な性格の提督。だらしないのはおちんちんだけか)
(そんな性格だからこそ、言い返すことができない。当たったら外すことを求めたのだから、外れた場合にそれを求めるのは筋が通らない)
(正解が今更わかっても解放はされないわけだが、外れたのが悔しいので歯噛みするしかなかった)
(悶々していたモノだけはとりあえず解放されたので一息つくが、すぐに、さらに強烈なものを見せられてしまう)
くそっ、ピンクだったか……!わかるわけないだろだいたいこんな…
(せめてもの抵抗とばかりに途端に饒舌になりかけたが、見せつけられたショーツは、確かに何かおかしい)
(べ、別に興味があったわけじゃないけど、散々見せつけられてきたのだから、わかる)
何だよこの飾り……少なくとも色には何の関係もないだろ……え?
(強気――というより、もはや虚勢を張っているに過ぎないのは誰の目からも明らかだったが、その虚勢すらはがされてしまう)
(クロッチが開かれ、恥丘も秘裂も丸見え……早い話が、女性器をさらされている)
(慌てて目を閉じて「見ていない」アピールをするが、すぐに秘書艦の甘い声が聞こえて、また眼は開いてしまう)
ならない……!こういうのはしかるべき手順を踏んでから行うべきだろ……そしてその手順は、提督を監禁することじゃない!
(飽くまで言い張るが、今になって指が割目に飲み込まれていく様子から目を離せないことに気づく)
(ぐぽぐぽと細い指が出たり入ったり――)
(それでも生来の真面目な性格が強い理性を維持し続けているのか、顔を真っ赤にしながらも歯を食いしばって)
いいも悪いもあるか!そもそも、こんな状態で誰を襲えっていうんだ……できないことをさせようとするなよ……!
(襲われる可能性を無理やり頭の中から消し去って、反抗的な視線を流す。自由を奪われている今、抵抗手段はそれしかなかった)