>>327
解除した瞬間に逃げ出す可能性は、当然考慮してるんだろうな……
それこそ、鈴谷もそこまでバカじゃありません――ってとこか?
(さすがにそれくらいは言われなくてもと、得意げになりたいが今はそんな余裕などない)
(新鮮そのもののワレメを見て不覚にも興奮してしまうが、それでも襲いたいとは思えなかった)
(それは、おそらくいまだに一度もセックスを経験したことがないのも理由だろう)
(しかし今となっては自由を得たいという渇望もあり、それを盾にされれば永遠に屈しないという保証もなかった)
(とはいっても、そんな駆け引きをできるほど鈴谷が我慢できない可能性もあり)
(そう考えたそばから鈴谷の我慢が限界に達して、提督の貞操は風前の灯火となった)
た、試すって何を…デキ……!?まさか鈴谷…?
(恐る恐る目を見る。本気だ。本気で性行為の末に子供を作ろうとしていることがわかってしまう)
(赤らんだ顔が青ざめる。秘書艦に犯され、挙句の果てにその艦娘が妊娠してしまえば、提督としての威厳など、木っ端みじんになってしまうのは明らか。何としても阻止しなければ)
(しかし、その煽情的な仕草や散々煽られた影響などで、今やモノの硬さを抑えることも難しくなっていた)
いや、マジ、やめてくれ……そんな、されたら……されたら――ひぃぃっ!
(手コキを再開する鈴谷。その手際の良さにあっという間にモノは育ってしまい、吐息だけでも敏感に反応する)
(このままでは遠からず、射精してしまう…射精。いいや、ここで射精してしまえば、鈴谷の子宮に出さなくて済むかもしれない)
(そんな浅はかな希望に強い期待を向けてしまい、鈴谷の手で一刻でも早く果てられるよう、自らのモノをひそかに応援する)

【ここで一度射精してしまうでも、その前に犯そうとするでも、おっけーです】