>>717-718
「何が書かれてるって?未来ちゃんの全部だよぉ!」
「未来ちゃんがこうやって自分で告白する前に、名前も住所も全部載ってんだぜ!」
(彼女を左右から抱えて運んでいきながら、スマホを持った男が嬉しそうに彼女に話していく)
(もちろん、彼女の告白もすぐに掲示板にアップされていて、そのいやらしい姿の反応がさっそく書かれていた)
(しかし、彼女にはその内容は言わずにいて)
(そして、彼女が事あるごとに口にする「あの男」の事に、周りの男達の表情が険しくなっていく)
(こんな素晴らしい彼女を独り占めして、部屋まで一緒にとって泊まろうとしている事に、怒りの念が込み上げている)
(それはスレの他の書込者も同じことで、既に男の身元は特定され、職場に匿名での連絡までされていたのだった)
(彼女の口から語られた、今日初めて会った事、そしてちんぽにメロメロになった事実は更に油を注ぐ結果となって)

(そして、彼女を脱衣所まで連れていくと、男達は駆け足で男子脱衣所へ駆けていく)
(実は、男達は複数に別れ、先に温泉に入ったグループは、既に温泉に入っていたカップルを避難させていた)
(つまり、彼女が露天風呂に入った時には、そこにいたのは、電車の中から着いてきた男達に、スレを見て駆けつけてきた男達)
(つまり、彼女を犯したくてたまらない男達、そして「あの男」に怒りを抱いている男達そのものだった)

(そして、彼女が数人の男に纏わり付かれている間に、目の前で、男は数人の男達に殴られていく)
(更に、スマホから露天風呂に響く彼女の声……男すら知らない彼女のプライベート、そして、他の男とのセックスを望む声)
(その声を聞きながら、男は一方的に男達に殴られていって)

(そして、彼女は、欲望まみれの大勢の男に身体を持ち上げられ、多くの手で撫でられ、舌で舐められていく)
(液体まで塗りたくられて、彼女の敏感な身体を多くの手や舌が這い回っていって)

(彼女が隙をついて男の元まで駆け寄ると、まだ一人の男が上に覆い被さり、複数の男が殴りかかっていた)
(上に乗っていた男以外は、彼女の裸を見ると男から離れて)

「おっと、そんなにその男を愛してるのか?」
(上に乗っかっていた男も、彼女が桶を叩き付けようとすると、その男から離れていく)
(彼女が男に寄っていっても、男はピクリとも動かないで)
(ちんぽもすっかり縮み上がったまま、彼女の手の中で静かにしていた)


「このおっさんはな、電車で未来ちゃんをレイプした事になってんだよ」
「レイプ魔が、いたいけな女の子を裸に剥いて犯したってなあ!」
「だから、会社をクビになるのも当然だろ。くくっ……!」
(そして、意識を失った男を抱えている彼女に、男の一人がスマホを見せていく)
(そこには、立ちバックで彼女を貫いている男の姿があって)
(その下に、男の名前や勤め先、連絡先などが載っていて)

「ほら、そのおっさん、このままじゃ死んじゃうぜ?」
「俺達がここから移動しないと、助けを呼ぶ事もできないよなあ……ほら、その為にはどうしたらいいか、分かるよな?」
(彼女がその男に想いを寄せているのも分かりながら、彼女を脅していく)
(つまり、ここにいる男全員にその身体を差し出す事……それを、彼女は受け入れるしかなくて)


【つまり、「男はレイプ魔だった」というのが事実でないと証明できれば、解雇はなくなるのでは】