Good evening.…と、誰もいない……誰も、でもないか。
(昨日と同様マフラーにコート、手には何かに包まれた長い物体を携え、人気のない室内に肩を竦めるも)
(月明りを浴びてテーブルに佇む薔薇に視線を止めて口元に笑みを刷く)
(グラスを手にキッチンへと入ると持っていた包みを開き、中からスノードロップとスイセンの花を取り出して)
(薔薇と長さを合わせるべく茎を調節しつつグラスへと生けてリビングへと)

花は一輪でも美しいが仲間がいた方が華やかつーか、寂しくないだろ。
(鮮やかな赤と控えめな白の花弁が仲良くグラスで佇むのを眺めつつソファで足を組み)

【Good evening.連日になっちまうが待機してみるか】