>>542
こんな時間に元気なのは幽霊や吸血鬼だろ。
はん、当然だ。ガーデニングは趣味だし、得意だからな。この手の素朴な花も良いだろ。
レディに贈るなら薔薇や百合みたいな派手な花の方が好まれるだろうが。
(相手の表情を不思議そうに見詰めると、夜空を飛び回る生物を示すように闇に染まる窓の外に視線を投げる)
(とは言え自分の育てた花を褒められて悪い気はせず、薔薇の隣で控え目に咲いている花の向きを変えて)
(相手と向き合うような位置に落ち着かせると花を覗き込む姿に口元を緩める)
(女性へ渡す筈だったとの単語を耳に留めると、再び元の向きに戻された花々に肩を竦めて話しかけてみせ)
……綺麗な女性、じゃなくて野郎に観賞されるってのも不本意かもしれないが我慢してくれ。

ん?世話ってほどのことはしたないぞ。水変えたくらいだ。
折角の薔薇だし、綺麗な姿を長く保たせてやりたい……って、髭みたいな台詞になってんな。
(グラスから相手へと視線を移すと軽く説明するも、隣人が言いそうな気障な言い回しになると声の調子を落とし)
(薔薇へ手を差し伸べ、花弁ではなくグラスの縁を軽く指先でなぞり)
まあ、薔薇は好きだしな。薔薇に限らないが。

【ショックと焦りが一度に襲ってくるからな!精神的ダメージが大きい】
【あ、でも時間は平気でも眠くなったりしたら気にせず落ちて良いからな】