>>547
花粉症の子と仲良くなってある季節を過ぎて初めて彼女の素顔を見れるって夢があるかな。
でも花粉症は大変だし可哀想だよね、ベッラ達が華やかな顔を見せられないって大問題だよー。
うーん、生花がきれいなのは今も昔も変わってないと思うよ。
この花達の前で造花の方がいいなんて言えないよね。
(冷たい視線をもろともせず完全防備の花粉症スタイルもミステリアスの一種だと人差し指を立て力説し)
(大変だという点において具体例があるわけではなくとも女性に対する同情で眉間に皺を寄せ)
(色々な花のなかで生花が一番という論に目の前の生花の後姿に視線を移して悩み、結局相手と同じ結論に達すると)
(困ったように笑いながら同意の言葉を重ね下がり眉でグラス越しに顔を合わせ)

フランシス兄ちゃんだけじゃなくて相手の人も可哀想だからやめたげてぇ!
(予想を超える酷いやり口にフォローした当人以上に相手の人間が心配になり悲痛な声で止めてから質問に移り)
珍しい花が手に入って育てたくなる気持はわかるよ、軟弱って何が―…ヒィッ!
ああでもうん、贈るのは副産物?とかそーゆーこと?ヴェ?
(何か焦っているように見える相手の解説速度に食いついてどうにか相槌を打ち)
(澄んだ緑の瞳で鋭く睨みつけられると恐怖から相手との間に置いていた手を逆方向に逃がして悲鳴を上げ)
(すっかり心が折れ最後の方の相槌は自分でも意味がわからない有様で限界を感じると貰いたい物の話へ話題をシフトさせ)
お酒と紅茶かぁ、確かにどっちもアーサーが好きなものだよね。
おぉ、味や香りの違いも楽しめるしいいかも!今度誰かに贈り物する時は参考にするよ〜。
……酔い方がマシな人限定で。
(先ほどまでの剣幕が消え穏やかな口調に一息ついて表情を和ませ)
(理知的な回答に素直に関心し尊敬のまなざしを向けるも回答した当人にはやはり自分も酒を贈る気にはならずぼそりと零し)
(帰り支度を整える相手を見送ろうと腰をあげたところで不吉な言葉を残す相手に頬を引き攣らせ)
ゆ、幽霊はこの別荘でないはずだからっ、あと薔薇は目の前の花で間に合ってます!
バイバイ、またね!……どうしよ、もうここに長居できない…。
アーサー待ってええぇぇぇ!置いてかないで、一緒に帰ろうよぉ!!
(思わず敬語になりつつ強がって見せ別れの挨拶とともに手を振り見送った後一人になった部屋を見渡すと急に広く感じられ)
(まさかと思いつつ未知の何かと出会うのではと恐怖心が湧き急いで建物の外に飛び出し)
(大声で相手の名を叫びつつ夜道で相手の背中を追い走っていった)

【遅い時間までお疲れさま】
【ぐだったのは多分俺が時系列に弱くて会話が混線するからだよ、ごめんね】
【でも話せて楽しかったよ、ありがとー】
【俺もこれで落ち!Buona notte!】