むー…これだとなんだか格好悪いし…むむむ…。
(背後からのエリィさんの接近に気付くことなく端末を操作し続けていると)
…?
(携帯端末に見覚えのある影が映ったかと思うと、
ふわ、と後ろから誰かに頭を手で包みこまれて)
…あ…!
(これまた聞き覚えのある声に、ほのかに漂うふわっとした香り)
(頬がほんのりと赤らんで体温が上がっていくのを感じつつ)
(確信しながら、ゆっくりと答える)
…エリィ…さん?
(声のしたほうに少しだけ身を寄せて、携帯端末をひざの上において
エリィさんの右手に自分の右手を重ねるように添えて、
彼女の反応を待っています)