>>39
ここからいいか…
(ランニングコースになるほど広く、自然の茂みもあって好都合だった)
(しばらくは強引に腕を引っ張って無理矢理散歩に付き合わせていたが)

よし…ちょっと来いよっ!
(ちょうど近くに人がいなくなった途端に思いきり引っぱって茂みの中へと連れ込んでいき)
(その中に入り込んでしまえば、誰からも見えなくなってしまう危険な場所だった)
(茂みをずっと駆け足で進んで道から遠ざかると、やっと足が止まった)