>>552
あぁっ……いや……いやぁ……。
(指と言葉で巧妙に惑乱の極みへと追い立てられ、声も愛液も我慢できずに苦しみ咽ぶ華澄。)
(どんなに流しても枯れることのない悲しみの涙が後から後から溢れてくる。)
(モニターから目を逸らし、背けていた顔が絶望に仰のいた。)
(少年の思惑通りに愛撫に悶え、躍る肉体は、たとえ隷属の刻印がなくとも首に首輪をつけられているも同然だった。)
(女教師の、快楽に溺れる姿も、辱めに震える姿も、全てが少年の青白く燃えるサディズムをこれでもかと刺激していく。)

うぅっ……!
(乙女の最後の関門を人質にされる。)
(突然つつかれた女の粘膜が二重底の真裏で抗議するようにヒクヒクと収縮する。)
(そしてずらされ捩れた薄布の下、処女の園の全てが再び露わとなる。)
(執拗な責め苦で赤みを増した花弁も、その周囲を儚く陰らせた淡い恥毛も、他ならぬ華澄自身が溢れさせた透明な露で濡れ光っていた。)

いやぁっ……!!
(グイッと花弁を剥き上げられ、扉の裏も微妙に震える内奥の柔肉も全て、少年の眼下に晒されてしまう。)

い、いやっ!!
(全裸の男が覆い被さってくる恐怖感に処女の肉体が硬直する。)
(年齢的には少年とはいえ既に高校生、肉体的には十分に大人である。)
(密着した若い男から発せられるむせ返るような熱気、体臭に気が遠くなる。)

(それは静かだが冷酷な脅しだった。)
(少なくとも本能的に破瓜に怯える処女にとっては十二分に……。)
(しかしそれでも想像を絶する恐ろしさがそこにある。)

(やるしか……ないの……?)
(覚悟を決めようとしても、肉薄したグロテスクとしか言いようのない男の凶器の前に体が震える。)
(大袈裟ではなく、こんなものに口をつけたら死んでしまうとさえ思えた。)