>>82
嫌だわ、変なこと言わないでよ、もう。
でも、そんな冗談が言えるなら少し安心かも。
(少し恥ずかしかったが、生徒を思う気持ちが勝って優しく微笑みかける。)

ふぅ……。
(男子生徒をベッドに寝かせ、自らは傍らに寄り添う。)
(一瞬手が胸の膨らみに触れるが、華澄はあまり気にしていないようだった。)
(それよりも布団の中で震える彼が心配で堪らない。)

暖房、動かないわね……。
(恨めしそうに作動しないエアコンを見上げる。)

ねぇ、本当に大丈夫?
確かにご両親は心配なさるでしょうけど、あなたの体の方が心配だわ。