>>86
あっ……。
(生徒の顔色が僅かに良くなり、震えも収まってくる。)
(それは喜ばしいことなのだが、彼の足が自身の下半身に絡まってきて、ベッドの上ということもあって
否が応でも性の営みを想起させる。)

ん……んんっ!
(絡みつかれた下肢を抜こうともぞもぞと動き出す華澄だが、今度は抱きすくめるように背中まで手を
回されてしまい、あろうことか豊かに張ったバストに顔を埋められてしまう。)

や、やだ……ちょっと……。
(熱に浮かされての行動だと思うと強く拒絶はできないものの、流石に許容できる範囲を逸脱していた。)
(何とか逃れようと上体を揺する女教師の胸元から、男子生徒を誘惑するフェロモン臭が立ち上る。)
(じっとりと汗ばんだ素肌にブラウスが張り付き、その上を男子生徒の手が這ってくる。)

駄目っ! 駄目よ、これ以上は本当に駄目……。
(手の侵入を許しつつある腋にも当然汗が染み出している。)
(女としての羞恥の場所を明け透けにされる恐怖から、諭すように話し、涙目で訴える。)