>>75
はぁ…や、やっぱり…冒険しすぎたかな…皆すっごく見てて…流石に恥ずかしい…
(最初はプール内で遊んでいたのを中断し、或いは他人と雑談していたのをストップし)
(楓に視線を送ってきているだけだった利用客も、楓が誰か彼氏を連れてきてる訳ではないフリーだと)
(判断したのか、楓の方に露骨に近寄ってきてそのほぼ剥き出しの身体を観察しながら隙あらば声をかけようと)
(狙ってか、彼女をそれと無く取り囲む様に自然と人垣が出来上がってゆく)
んッ…ひゃぁ…ど、どうしよう…ぇ、えっと…こういう場合…って…何も対処法考えてないよ…!
(紐水着の布地から微かに零れるピンク色の乳輪…脚が美しく長い事から殊更美しく見える全裸同然の側面)
(それに顔立ち…彼女が無鉄砲なじゃじゃ馬娘である事を知らなければ誰もが美人タイプと思う顔)
(身体中をじっくり品定めする様に舐めまわす視線に恥ずかしさ、居心地の悪さ…それと同時に微かな昂りが生じて来る)
(あるショッキングな出来事…恋愛から身の件から吹っ切れる目的でこんな行為を思いついたのだが)
(その外見の美しさに対しまだ特定の彼氏は出来た事も無く、性行為自体の経験も無い楓は)
(普段の猪突猛進で物事を深く考えず突っ走てしまいがちな自分に、そしてそんな自分では)
(この状況を上手く切り抜けられないという現実に歯噛みする)
ぅう…どうしよ…周りの人、そんなに悪気があるわけじゃないだろうし‥見るなって怒っても自意識過剰って
笑われそうだし…ぁあ、何で私こんな事…やりすぎだっよ…
(顔を赤くしながらそれと無く胸とお尻を庇う様にしながら困り果てる楓)
(そんな彼女に唐突に助け船?ともいうべき存在が馴れ馴れし気に声をかけながら歩み寄って来る)
ぇ…さ、捜したって……っ……も、もう…こんな格好でま、待たせないでよ…!
(人懐っこい笑みを浮かべた楓よりも数歳年上と思われるイケメン男子…困っている楓に対し)
(気を利かせてそれと無く彼氏役を演じて助け舟を出してくれた?…そう思った楓は戸惑いながらも)
(わざとらしいリアクションになっていないか…多少気にしながらこの男の彼女の様に反応して見せる)
(ん…ぁ…よ、良かった…人垣崩れてく…やっぱこういう格好って彼氏持ちでないと危険なのね…)
(男の台詞に乗っかってみれば思ったよりも効果覿面な状態楓もそっと安堵する)
ぁ…ちょ…んん…く、くすぐったいんだけど…
(肩に手を回されて誘導されて歩き始めるが、肩口に触れられた瞬間楓は敏感に身体を震えさせる)
ぁんッ…息吹っ掛けないで…耳、ちょっと弱い……っ…ぁあっ…?
(でも、ちょっと馴れ馴れしいけど親切に助けてくれたこの男にどう礼でも言うべきか)
(プールの敷地内でもやや物陰になっているスペースに連れてこられ、男から取りあえず離れて礼を言おうと)
(思った楓だったが、男の肩を抱き寄せる力が強くなり唐突に耳元で囁かれた言葉)
(耳に息を吹きかける様な喋りに楓もくすぐったそうに身悶えし身体を揺らすと)
(自分の腰が男の海パンをかすめ、その際に硬くなったモノが当たった事に気づく)
ぇ…え…ちょ…まさか…いいだろって…え…え…ちょ…タンマ…私…そのこんなカッコしてるけど…
そんな遊び人じゃないって言うか…そ、その…そっちのケイケン…無い…ぁあ…ごめん!
待って…そ、その…いつかは卒業しなきゃいけないとか思ってるけど…と、取りあえず私の話…聞いて!

【一応本番はOKのつもりだけど…すぐにってのは待って欲しいな…】
【傷心を紛らわすためにこんな事してるけど…まだ処女だし…】
【取りあえず、私をこの水着の事も含めてプール内で楽しませてくれる気概があるなら…本番もOKよ】