>>158
(部屋の中の異変に、全く気づく様子も無くすやすやと眠りこける杏)

ふにゅ……
(寝返りを打ったその先には、杏を終わらせるモノがいるとも知れず)

(そしてそれは、すぐに起こった)

んっ……
(細いものが耳の穴から侵入し、脳へ潜り込まれると、杏の身体が痙攣を起こすが)
(杏は目覚めることも無く、
一瞬不快げな表情も直ぐに緩んだ表情に落ち着いていく)

(杏の意識と自我は壊れ、奥底に沈み)