>>61
>(ふらふらと導かれるかのようにミザリィの胸元に手や顔を近づけてしまう)
・・・。(グッ
(レザーグローブに包まれたミザリィの手が伸びて)
(そのまま彼の顔を胸に抱き寄せる)
(シャランッ・・・と微かな響きを立てて、翡翠色の髪がさらさらと彼の顔をくすぐり)
(甘い表現できない薫りが鼻腔を満たし包み込んだ)