はぁ…今日は沢山失敗しちゃったなぁ…
…あれ?なんだろ、これ…えーっ!
芸能界最強の女と言われてる、あの人からのプレゼント!!
すっご〜い!私もついにあの人に認められたってことなのかな!?
(出演番組での失敗に落ち込みながら、楽屋に戻ると)
(某女大物芸能人の名前が入った差し入れが置いてあった)
ふふっ、中身はなにかなぁ…わぁ、どら焼きだ!
よ〜し、早速一つ食べちゃお♪
…んっ、むぐっもぐっ…ちょっと苦い気がするけど、美味し〜
(むさ苦しい中年の精子が入ってるなど夢にも思わず)
(上機嫌でどら焼きを口にし、すぐに食べ終えてしまう)
もぐ…もぐ…ん〜美味しい!
美味しすぎて手が勝手にどら焼きを取っちゃう〜
よ〜し、最後は一口で食べちゃえ♪
(次々とどら焼きを食べ、最後に残ったどら焼きを手に取ると)
(口を大きく開け、一口でどら焼きを丸ごと口の中に入れる)
もぐ…もぐ…んっ!?ごほっ!な、なにこれぇ…
口の中が凄くネバネバする…それにこの臭い…もしかして!…うっ、おぇ…げほっ…
(精子入りのどら焼きを口にした途端、口の中に凄まじい臭いと)
(なんとも言い難い食感が広がり、眉間に皺を寄せ一瞬我慢をするが)
(思わず口から吐き出してしまう)
…んっ、はぁ、はぁ……、なんでこんなのが入ってるの…
(柔らかそうな唇にはまだ精子がこびり付いており、口を開くたびに糸を引く)
(そしてどら焼きの中に入っているのか何なのか理解する、しかし今まで知ってきた)
(臭いとは比べ物にならない精子を飲み込んだことにより、しばらく体調を悪くし)
(今日予定していたロケや、ファンのためのイベントを全てキャンセルした)