>>120
「なるほど、お小水ってのは、それのことだったのか……」
「お嬢ちゃんの、なかなか綺麗な色きれいな色をしてるじゃないか」
「さっきのかき氷屋にシロップとして渡そうか?あったかレモン果汁なんて」
(ボウルに注がれる黄金水を眺めながら、感心するように(あるいは冗談めかして)言葉を継ぎ)
(ある者は間近でその排泄の様子を眺め、ある者はたまったボウルに顔を寄せて)
「いっぱい出したな、お嬢ちゃん」
「女体盛りも味わえたし、ワレメ酒もおいしく飲めたし……」
「おまけにオシッコも見られたし」
『ありがとう、お嬢ちゃん。いい時間だったよ』
(口々にエリーを褒め、頭を撫で、ついでに身体を触る男たち)
(そうしてエリーは触られるだけ触られて……)

「次はまた、日本かな?」
「日本なら北がいいんじゃないか?」
「ルミナリエ……は、もう終わったか」
『お嬢ちゃんはどこに行くんだい?』