>>629
(何も目的を持たずにふらっと寄り付いた道の駅で景色の良い場所の話を聞く、どうやら海が近く海鮮系のおいしいラーメン屋もあるとのことだった)
へぇ、そうなんだ…行ってみようかなぁ
(話を聞いて、それを教えてくれた人物に軽く礼を言うとバイクに跨ってその噂の地方へと走らせる)
(高速道路や国道などを走り続け3時間程度、午後の3時ごろに噂のラーメン屋には到着した)
(海に近く、潮の香りがどこからか漂い漣の音が聞こえる場所にその店は立っていた)
(気温は30度を優に超え、店に入るとき彩恵はジャケットとカットソーを脱いでノンスリーブシャツにジーンズの格好だった)
(少し汗をかいていて、それが臭わないか気にするしぐさをしながら中に入る)
こんにちはー!!
(軽く店主に挨拶をしてこの店の一番のおすすめを注文する)

(数十分してから店主は海鮮ラーメンを用意する)
いただきますっ
(店主は少し息を切らした様子でラーメンを持ってきたが、それを彩恵が気にする様子もなく、そのままラーメンを口にする)
(少しのどに絡みつくような濃いイカの風味のするラーメンだった)
噂通り少し濃厚なスープだなぁ
(その味のが店主の精液であるということも知らずにスープを口に運ぶ)
ごちそうさまでした!
(すべて平らげ、スープも少し器に残る程度まで飲んで彩恵はそう言う)
おいしかったですよ、店主さん、また機会があればここに来てみますね
(店主に笑みを浮かべ代金を払い店を後にする)

(再びバイクに乗って海岸線沿いの道路から海を眺める)
今度ここに来ることがあったら水着も用意してこようっと
(夕日の沈む海岸線を見て彩恵は呟く)
(帰り際にもう一度あのラーメン屋によろうかな、と考えながら)