>>687
(東の方に行った村で秋に「収穫祭」を行う村があり、そこでは動物の仮装をしたりして祭りに参加するそうだ)
仮装かぁ…、わたしも何か猫耳とかあればよかったな…
(そう言おうと思った矢先、この話をしてくれた男が「山の動物の仮装」を渡してくれた)
えっ…いいんですか!?
ありがとうございます!!
(礼を言って中身を見ると、それは世間一般でいうバニーガールのコスチュームだった)
これって…あの…
(質問を使用としたときにはすでに男の姿はなく、どこかへ行ってしまったようだ)
貰っちゃったものは仕方ないし…着るしかないかな?

(収穫祭の行われるという村までバイクで移動し、実際にその村に行くと道行く人は動物の仮装をしている人が行き交って祭りを楽しんでいるようだった)
(猫耳を付けたものやキツネの耳と尻尾のセットを付けたものなどアクセサリー程度のものが大半だが、稀に奇抜なコスプレをした者もいた)
(そういった人はやはりというべきか人目を集めていて、道行く人が必ず注視しているようだった)
とりあえず偵察っと…
(バイクを適当な駐車場に止め、私服姿で祭りの会場を少し見回る)
(村の祭りとはいえ物珍しさからか人はそれなりにいるようだった)
これ、着なきゃダメかなぁ…いや、やるしかないよね!!
(なんとなく恥ずかしさが残るが、祭りの場ならなんとかなるだろうと思いコスチュームを持ってトイレで着替えて表へ出る)

(胸の強調され、露出度の高いそのコスチュームは周囲との異色感なども相まってかなり目立っていた)
やっぱり目立つのは否めないか、まぁこの場でしかおそらくできないことだしいっそのこと楽しもう!!
(楽しむことを考え、その恰好のまま色々な出店へと向かって村の祭りを楽しむ)
(こっちを見ている人がいれば「お祭りなんだからこれくらいやってみないと!!」と話し、「なんならあなたたちもこういった格好になってみては?」と勧誘も仕掛けてしまっていた)

【大丈夫ですよー】