>>693
(遠慮なしに視線を送る男の視線を感じると、わたしはそれに対応するように男の方へさらに体を寄せていく)
(視線を送る男とは別の人が、近所の宿と村の近くにある秘湯の話をしてくれる)
秘湯かぁ、面白そうだねー
(話によると美容に効果がある秘湯ではあるのだが、山の猿が入りに来ていたずらをしてしまうようだ)
猿が悪戯に来るだけ程度なら別に問題はないと思うけどな

(一応民宿にもお風呂はあるが、あるならば行ってみたいということでわたしは秘湯への興味もかなり沸いていた)
(民宿にバイクを止めて宿泊の手続きを取って部屋に荷物を置き、私服に着替えてから噂の秘湯へと向かう)
(話で聞いた通り秘湯には村人含め人の気配は全くないが、普通に入浴できる温度の湯船であったのでさっさと服を脱いで裸になって温泉に入る)
(しばらく浸かっていると山からやってきた猿が男性器を勃起させて抱き着き始める)
いらっしゃい♪
(言語は通じないが、軽く挨拶をして猿を撫でる)
(猿は少しずつ増えて行き、抱き着くだけではなく胸に吸い付いたりする猿も出始めていた)
元気な子たちだな
(相手は獣ということで警戒心は解かずにいるが、酒が入っているために注意力が散漫になってしまい襲われる可能性もあるのだろう)