>>6
そ、そうかな?ありがと。
(スタイルについて誉められるとやっぱり悪い気はしないもので、満更でもないらしい)

それにしても…こんなにスタイルいいエリーちゃんがかなわないって、お姉さんとお母さんはどれだけナイスバディなんだろ…。
(独り言のように呟くとエリーちゃんの言葉に軽い衝撃を覚え、水着に包まれた扇情的な彼女のスタイルにほう、と見とれた様にため息を吐いていた)

はぁ…良い天気だねー…
絶好のプール日和ってやつかな?
(水遊びをしながらたわいもない話をしていたが、その中でどれくらい泳げるのかの話になった)
(勿論答えは『全く泳げない』であったが、エリーちゃんは嫌な顔ひとつしないで『じゃあ息継ぎから練習しましょう』と言ってくれた)

あぷっ…手…話しちゃ、ヤダよ…?
(初めこそ人によっては幻滅されそうなほど無様にもがいていたものの)
(エリーちゃんの丁寧な指導のおかげで手を持って貰ってという条件はあるものの、少しはばた足で進めるようになってきた)
(金髪の美少女と黒髪の美女―自分で言うのは気が引けるが―が2人でいると勿論目を引いた)

ありがと…ぅっ…ん、うん、そうだね。
そろそろ、スライダーに…
(行ってスイッチを止めなきゃね、と言おうとしたタイミングでローターが明らかに強くなった事に気づいた)
(エリーちゃんの企みなど分かる訳もなく、さっきのように手を繋いでスライダーを目指した)

【強弱を自在に調節出来るリモコンタイプとかどうですか?】