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ひぃ〜……ついに、ホントに裸で外に出ちゃったよぉ〜……!?
(周囲を男達に囲まれて、一応程度のガードはされているけど……裸の身体に感じる日光の熱や、風の感触が、否応なくそこが外なのだと思い知らせてくれる)
(見れば緒方さんもさすがに恥ずかしいようで……今まで隠さずに居たおっぱいやアソコを、私と同じように両手で隠している)
「さ、さすがに私もこれは恥ずかしい、です……」
(私の視線に気づいた緒方さんが、はにかんで微笑む、こんな事をしているのにその仕草を可愛いと思う)
(幸いな事に、裏口付近には私達以外には誰の姿も無くて、ホッとしながら建物を回り、駐車場に向かうんだけど……)

わ、結構人が居る……!
(見れば、何台か車が止まっていて、ちらほらと人の姿が見える)
(ジュースの自販機やたばこの灰皿が外にも設置されている事もあって、そこで時間をつぶしている人も居て……うわわ、これは危ない)
(少し膝が震えてくる……既に一部の人の視線を感じながら、急いで鈴木さんの車にたどり着かないと……なんて思っていると)
(一度示し合わすように男達が視線を交わして頷く、なんだろう?、と思ったその時……)

え……えっ!?、えぇっ、ひえぇぇぇぇっ、ちょ、ちょっと〜!?。
(男達……もちろん鈴木さんを含む、私達の裸を囲んで、周りから見えないようにガードしていた男達が一斉に解散する)
(それぞれバラバラに離れていき、後には、素っ裸の私と緒方さんがぽつーん、と残されてしまい……)
「ひゃあぁぁっ!?」
や、やだっ、見られてる、見られるよぉ!?
(私も、緒方さんも、たまらずに悲鳴を上げる)
(男達の突然の行動と、私達の声に「なんだ?」と思った駐車場の人々の視線が一斉に私達に注がれて……)
「おいおい、なんだあれ」「何かの撮影?」「ひぇー、露出狂ってやつ?」「お、結構可愛くね?」
(いろんな言葉と沢山の視線を浴びながら、私と緒方さんは裸身のままで、鈴木さんの車に向かって急ぐ)
(……心臓が破裂しそうなくらいバクバクと鼓動している、駆け足になっている為に、胸をたぷたぷと震わせながら、鈴木さんの車に辿りつ)
(鈴木さんは車のドアを開けて待っていて、「さ、乗って」と言うと、私達が車に飛び込んだのを確認してから、裸の私達を乗せて車を発進させた……)

も、もうー!?、酷いじゃないですか!?
「ははは、いやー、すいません、他の方々と話していたらつい悪戯したくなってしまいまして」
(にこやかに言う鈴木さんに悪びれた様子はない、こっちは相当恥ずかしい思いをしたっていうのに……)
(裸のまま、鈴木さんの運転する車のシートに座り、シートベルトを着ける……と、それはそれで変な感覚で、素肌の上のシートベルトの感触がちょっと興奮する)
「それで……今回見学と体験をしてみて……どうでした?、私は楽しかったですけれど、ルカちゃんはこういうの、嫌いかな?」
(私の隣で、同じように素肌の上にシートベルトを付けた緒方さんが尋ねる、私は……)

@まぁ……楽しかったかな……?(調教ルート続行)
Aいやぁ……正直、無理かな(調教ルート終了)
Bその他