>>504
(叔父さんの視線には気づくことなく、千歳は素振りをする)
(ビキニの鎧は、露出が多い分動きやすく出来ている)
んと…こう、かな…えい!
(千歳の動きも阻害せず、何よりも軽いため、体力のない千歳でも無理なく着れそうだった)

(叔父さんの声に小さく頷く)
うん。
RPGの基本はやっぱりそれだよね!
もっと強くなれたら、いい装備なんかも買えるし。
(そこは男の子なのか、ゲームを素直に楽しんでいる感じ)
(さらに叔父さんの言葉に瞳を輝かせる)
えっ!格闘家?
ぼくそれやってみたいなぁ!
(慣れない感じで蹴りの仕草をする千歳)
RPGの格闘家とか武闘家って、すごく格好いいもんねぇ
(何の影響かはわからないが、千歳的に素手で戦う職業が憧れらしい)

もちろん、戦士とかも格好いいけど…何か、重い武器って持てそうにないし…えいっ!
(などと言いながら素振りする千歳)
(叔父さんの言葉からすると、それなりにいい感じらしい)
え、えへへ…そう、かな?
(褒められて照れる千歳だが、その前に何かが飛び出てきた)
ひゃっ!?
(それは初めて遭うモンスター)
(プヨプヨした風船のような姿で、どう見ても弱そうだ)
び、びっくりしたぁ…で、でも…弱そう?
(叔父さんも弱い敵と見ているのか、千歳に好きにするよう伝えてきた)
う、うんっ…た、たああぁぁぁぁ!
(へっぴり腰で木の棒を構え、無駄に気合の入った掛け声と共にモンスターに棒を振り下ろす)

【お待たせです!】
【戦闘とかでこうしてほしいとかあれば、何でも言ってね】
【倒しちゃってよければあっさり倒しちゃうし、モンスターの行動とかあれば、今回みたいに切りかかるだけとかにするよ】