【 ◆Ujkd7eIGHYさんとの置きレスに1レスお借りします】
>>107
黙りなさい、下衆
(胸を激しく揉まれても敏感な部分をいじくられても彼女は顔色を一つとして変えなかった)
(一瞬は不感症なのかと勘違いするほどだ)
……あんたこそ、舐めてるんじゃないわよ
(だが、彼女の耳や尻尾が少し逆立ったりしていることから、決してそうでないことは分かる)
(一言でいえば、「こういう輩は弱みを見せると付け上がって不快」という事から避けているだけだ)
(そして、幸いにも彼女にはそのような快感は意志である程度防ぐことはできた)

よく口が回るわ。切り裂いてやりたいくらいに
次にやりあったら、いや、今やりあったらどうにもならないくせに
(少しだけ顔色が変わる。彼女は本来表には出さないが熱しやすい人間だ)
(その為、狙い通りに僅かに冷静さが欠けた。いや、わずかどころではなく腸が煮えくり返るほどだろう)
(そのため魔法はすぐには発動しない。が、時間の問題ではあるだろう)
(だからこそ、そのあたりを押し殺し、ただただ炎を使おうとして)

んぷっ!
(そして、炎がわずかに出た時に何かがひっかけられる)
(ネバネバしたローションのような粘液だ)
(勇ましく鋭い目をした顔から肩にかけてべとべとの液体にまみれて)
この、そんなものでどうにかする気? ふざけないで
(手足が拘束されていてそれをぬぐう事も出来ないからただただ不快感が生じた)
(だが)

……! ふん、そんなものなんかにどうにかなると思うの?
(いきなりローションのような液体に部分が熱くなる。いや敏感になり刺激を受けている感じだ)
(それによって一時的に集中力が途切れ、一瞬出た炎も消えてしまう)
相変わらず下衆ね……
(まだ、瓶にはかなりの量がある。顔に掛けられただけでもこの効果だが)
「(でも、こんな奴になんか)」
(そうすると、顔や肩の媚毒の影響を我慢するかのように再び魔法の集中をはじめて)