(とある商店街の片隅に、何時の間にか佇む蔦の絡む古びた洋館)
(カリグラフで『紫曜館』と描かれた欧風の看板が入り口横の壁から突き出し)
(樫のドアにはOPENとカードがさがっている)

(大きな装飾で飾られた出窓から覗く店内は薄暗く…しかしぼんやりと蝋燭の明かりが見えて)

(店内に入ってすぐは、様々な骨董品や古書…巻物まである―が、背の高いラックや書棚に所狭しと陳列され)
(いかにもアンティークの雰囲気を漂わせ、しかしほこりやカビ臭さは無く)
(甘い、何とも言えない芳香に満ちて、外とは隔絶された印象を抱かせる)

(その奥に設けられたカウンターの奥に佇む一人の女性が視線だけを向け、鈴を鳴らすような涼しげな美声で)
…いらっしゃいませ。
御用の向きは、何かしら…?
(細いリムの眼鏡を掛けたやや切れ長なアーモンド形の眼、太腿まで伸びる薄紫のセンター分けワンレンストレートロング)
(彫刻の様に彫深いが、西洋人とも東洋人ともつかない怜悧な容貌に、博多人形を思わせる木目細かな白い肌)
(あたかも気紛れな神が魂を込めて造型した、神霊的な黄金比に則って形作られているかのようで)
(灰色がかった紫の瞳から伸びる視線が、相対するものを捉えて離さない)

どうぞ、ゆっくり見ていって…
(すっ、と店主と思しき女性が立ち上がると、かなりの長身であることがわかる)
(カウンターから滑るように歩み出でて、周囲の何やら小物らしき様々な商品の陳列をなおし始める)

(黒いタートルネックのトップにデニムのパンツルックの飾り気のない装い…)
(しかし、その服装越しの女店主のボディラインは…)

(兎に角巨乳だ…正中線に沿ってハの字に豊かに広がりながら、完璧な真円を描いて収束…大きなハートマークを逆さまにしたようで、)
(しかも真横から見ても垂れることなくそのボリュームを保ったまま、まっすぐ前方に突き出した、理想的なバストの形状)
(それは薄い生地などでは到底収まらずに、圧倒的な存在感を発散する)
(逆にウエストは美しくシェイプされて引き締まり、全体が驚くほど括れて、薄っすらと縦長に刻まれたへそが浮き出ていた)
(デニムのパンツは、バストに劣らぬボリュームを漲らせた安産型ヒップの圧力で、今にもはち切れそうで)
(日本人離れした高い腰の位置から伸びる脚のラインは、むちむちと肉付き良い太腿からすらりと艶めかしい曲線を描いて長く伸び)
(豊満なバストとヒップを持ち合わせながら、全体のシルエットには鈍重さは無く、抜身の剣のような鋭くスリムな印象を放っていた)

…なにか気になるものがあれば、遠慮なく声を掛けて頂戴。
(流水の様に肩に流れ落ちた紫の髪を軽く掻き上げながら、微かに微笑みを浮かべた)

【◆4vzl/ubK12様宛に一言お借りします。】
【私の名前や詳しいプロフィールは追って投下しますね】
【どうぞよろしくお願いします…】