>>226
「あら.....まだ抵抗する気だなんて.....お姉ちゃん悲しいです.....」
(ベンジャミンは悲しそうな顔をし、シエラの頬を撫でる)
「私の目的は貴女を救う事、それ以外はありません.....」
(真っ直ぐな瞳で微笑みかける)
(しかし、片手では先ほどの注射器を手の中で弄んでいる)
(そして注射液を滴、シエラにゆっくりと話しかける)
「このお薬は一回目だと睡眠、二回目だと幸福感.....けど三回目となると手足の感覚が麻痺してしまうのですよね.....できれば使いたくなんです.....けど、これ以上救済を拒むなら.....」
(そしてほんの一瞬、乾いた破裂音が響く)
(シエラの座っているベッド、そこに小さな穴が空いている)
(ほんのり香る火薬の臭いにベンジャミンを見ると)
「どんな手を使ってでもお薬を打ってしまいますよ.....?」
(ベンジャミンの手にはリボルバー式の拳銃が握られており、銃口からは煙が出ていた)

【こちら側がふたなりというのは大丈夫でしょうか?】