>>227
「歪んでます……貴方のその正義は歪んだ正義……」
(ベンジャミンの真っ直ぐな眼差しにいまだ睨みをきかすシエラ)
(目をしっかり見つめ、これからベンジャミンを説得しようと意気込んだ矢先)
「……っ!…………そ、そんな物では屈しません…!今すぐそんな物、捨てて下さい…!」
(シエラの耳に乾いた衝撃音が突き刺さる)
(シエラはその音が何なのかすぐにわかった。今までも何度も聞いてきた銃声)
(しかし、それに対しても屈せず強い口調を止めない)
(ベンジャミンにとって、シエラのこの強情で揺るがない性格は面倒な物かもしれない。シエラも自分が痛めつけられる覚悟で口調を変えずベンジャミンに言うのだ)

【ふたなりは遠慮していただきたいです…ごめんなさい】