【では、お借りします】

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 いい反応だ。羞恥と快感、それと愛液に満ち溢れている。

「ん、お互いにそう思っているなら、これは運命だったんだよ」

 軽く口付け、愛撫を続ける。
 うねり、悶え、蕩かせ、鳴く。
 やがて、快楽の次のステージに届く。

「んふ……」

 いかん、口許が緩む。

「ふふふ……
 そうさ、キミは、ボクのためだけに、イヤらしい女になるんだ」

 すぐにでもと思うが、もうちょっとだけ焦らす。
 彼女が、自分からこの先どうしてほしいかを口にするまで……