ふふ、目が覚めたらアルジェイド様がいらっしゃらないものですから……
お部屋に戻ったのかと思って、様子を見に来たところです……にゃ♪
(にっこりと混じり気のない笑顔で答えるが、今の状況ではアルジェイドには妖艶な笑みに見えてしまうだろう)
面白いものが見れてしまいましたね……どうぞ、私のことは気にせず、続きをしてくださいませ。
(もともと、男性が少女を奴隷のように扱うのを「鑑賞」するのが性分の身)
(奴隷商人となったのもそれが理由で、そして自らを奴隷として振る舞うのも同じ理由だった)
(いいものが見れたという嬉しい気分。しかもそれが愛を誓いあった夫の浮気現場となれば、なおさら♪)
にゃん……褒めてもらえて、うれしいですよ……♪
でも、アルジェイド様……それどころではないんですね?
そんなに腰を動かして、私ではない女を愛して……そんなにその娘の身体がイイんですね……?
(アルジェイドを責めるつもりは全くない。しかし慌てた様子のアルジェイド様が見れるのは珍しいことで)
(もう少し浮気を咎めるように、アルジェイドに囁いてみる)
アルジェイドさま……抱いている相手にはちゃんと「愛してる」って伝えてあげないと、だめですにゃ♪
はっきりと、耳元で囁くように……抱かれてる方も、それを望んでおりますから……♪
さあ、その娘に伝えてあげてくださいにゃ……
(ベッドの横に腰掛け、アルジェイドに囁きながら。ちょっと面白くて笑い声を漏らしてしまった)
(妻である自分の目の前で、アルジェイドが他の女に愛を伝えられるかどうか、楽しげに見守り……)
……あら? ふふ、アルジェイドさま……今度は犯されてしまう番ですか、にゃ?
アルジェイド様を犯すことができるのは、私だけの特権だと思っていたのに……すごい娘ですね。
(セリアが暴走するように、アルジェイドを押し倒して馬乗りになっていく)
(それには素直に感心してしまった。自分も初めは圧倒されてしまっていたのに、この娘は……)
私じゃない娘に攻められて、気持ちよくなっちゃう気分……どんな感じですか、にゃ?
嘘を言ったら、逆に怒っちゃいますから……ね?
(まるで、その女中と示し合わせ、同時にアルジェイド様を攻めているような気分になってしまい)
(こんな言葉攻めに、アルジェイド様がどんなふうに取り繕うのか、反応が楽しみになってしまう)