んぅっ、はぁ……っ、集中が……。
可愛いとか……な、何だ、この呪は……?
(妖魔の呪であろう事はわかるが、初めて聞く呪言に何をしてくるのか読めない)
(それ故に眼前の妖魔に意識が集中してしまい、唐突に受ける背中への打撃に何の備えもなかった)
あ、くぁぁぁっ!!!?
なにっ!?今のは、さっきに何か……んぁぁっ!!!
(文字通り見えない鞭に打たれ悶えながら膝をついてしまう)
(痛みとダメージの為ではあるが、下腹部に刻まれた淫紋に注がれる力が全身に疼きを産んで)
(注がれている妖力を跳ね除けるだけの集中をする余裕はまったくなくなっており)
(その状態で乳首とクリを引っ張られる刺激は腰がくねる程の淫欲をもたらしていた)
あ、はぁっ!?な、こんな……くぅぅっ!!!
何、を……?こ、こんな、くっ、また呪文が……!!
大地の精よ稲妻を防げ!!くぅぅぅ……!?
(シャツのボタンが外れ、ローライズのホックも外され、前を閉じる部分が全て外されると引きずり降ろされるのを感じる)
(念動力の類かと思ったが、それを防ごうとすると稲妻の呪文を唱えるのが見える)
(脱がされるのを止めるよりも先に防御の術を使用すると忽ちローライズは膝まで下され、シャツは肌蹴られてしまう)
(足元の動きが封じられる形になりながら、稲妻だけは全て地に吸収させて取りあえず事なきを得たが、また背中を打たれるとどうしようもないのが実際だった)