>>42
はい、こちらからもよろしくお願いします、ね
見習い同士、ですか。ご主人様の見習いだなんて…… くすっ、少し面白いです
それでは、なんとお呼びいたしましょうか…… 一応、私も教わる身ではありますので……
そうですね。それでは…… 先生、と。勝手ながらお呼びしますね
ふふ、センセ、せんせい…… パタパタ
ああ、失礼いたしました。誰かを師と慕うのは、憧れだったもので…… つい予行練習を

わっ、ふ…… ポフッ
きゃっ…! ぁ、あの、先生。これは……
(大胆なお方…… 悪い気はしません、けれど)
褒め方と撫で方の練習ですか…? それは はたしてご主人様に必要なスキルなのでしょうか
前者はともかく、後者は…… あっ…… ピクッ
……っ、あの…… …… ぁ…… ピクンッ
(先生の撫で方…… 優しい……)
(お日様みたい、ですね……)
先生…? その、撫で方は…… 十分お上手であると……
先生、聞こえてますか。せんせ……
ぴゃっ…!? ビクッ
(耳、いま、カリって…… )
ぅ……あ…っ ……先生、それ以上は、その…… フルフル
(こ、これは練習、なのですから…… なに喜んでいるのです、私)
(ああもう、尻尾が…… はしたない、こればかりはどうしようもございませんね……) ファサ ファサ
(でも、でも…… 撫でられるの、ドキドキします……) キュゥ