(街からそれなりに離れた森の中…人など普通にはまず立ち入らないそんな場所に一つの店舗があった)
(最近この辺りで人の行方不明事件が多発しているが、その店では若い女性限定で破格の金額で高級な美食を味わえるということで訪れる女性が後を絶たなかった)

我ながら本当に私は天才だ。人間達をこんな自然に何にも怪しまれる事なく呼び寄せられるなんてな。
私の人形コレクションもどんどん増えていき興奮が抑えきれないよ全く…

(店長の男性こそこの店を操る悪魔であり、こうして訪れた若い女性の客に出した料理に予め洗脳効果のある悪魔の体液を混ぜては操り自身の糸でじっくりと人形に変える…それを繰り返していた)
(そんな中1人の客が視界に飛び込んでくる)

おやっ?彼女はコーヒーだけですか…それでも効果は問題ありませんがずいぶん慎重と言いますか挙動不審ですね。

(そこの席には男物らしい大きなトレンチコートに帽子、更にはサングラスとマスクまでした怪しさ全開の客が1人コーヒーを啜っている。マスクも外さずマスク越しにコーヒーを飲む彼女のマスクは黒く染みになっている)
(流石の悪魔である彼も正義の魔法戦士であるシャインエンジェルがすでに潜入しているとは夢にも思わずコートの下からわずかに覗くビキニアーマーには気づかない)

【ではとりあえずこんな感じで。
変身はすでに済ませたものとして書き出しました】