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(鈴だからという耀の言葉に、少女は一瞬瞳を見開いてキョトンとした表情をする)
(そしてその言葉の意味を理解し、恥ずかし気に、でもとても嬉しそうに微笑んだ)
えへへ…ありがと、お兄ちゃん…
(その言葉の節々から、自分を大切に思ってくれる耀の気持ちが伝わってくる)
あ、あたしもね
(思わず口を開く少女)
あたしも…お兄ちゃんだから、だよ…?
お兄ちゃん以外の人になんか…絶対、こんな事したくないもん
(1番大好きな耀だからこそ、初めて見る肉棒も嫌がらずに握れる)
(肉棒の匂いも精液の匂いも、大好きな耀の匂いだから好きになれる)
お兄ちゃんになら…何でもしてあげたいもん
(少女は自分なりに、大好きという気持ちを伝えようとしていた)

(少女の行動に、耀は少し迷ったような表情を見せる)
(でも抱っこをねだっていると分かると、納得したのか少女の両手の間に入って腰とお尻を抱いてきた)
ん…
(少女は言われた通りに、耀の首に腕を回してぐっとしがみついた)
(身体に顔を寄せると、ほんのりと耀の匂いが少女の鼻をくすぐる)
はぁ…お兄ちゃん、いいよ…?
(鼻から脳を刺激する匂いに小さく溜息をつきながら、少女はいつ持ち上げられてもいいように、抱き付く手に力を込めた)

【はい、時間は了解しました】