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(耀の腕に頭を預けたまま、電車の揺れに身を任せる少女)
(同じように揺られながら、耀が駅弁の事を話してくる)
うん、新幹線の駅ならおっきいし、駅弁の種類もたくさんあるよね
(耀の話に頷きながら、早くも駅弁に思いをはせるようにニコニコと笑顔を浮かべる)
(すると電車が1つ目の駅に着いて、扉が開く)
(でも乗ってくる人はいなくて、すぐに扉が閉まって発車する)
(また反動で寄り掛かってくる耀に、少女もまた身体を預けながら揺られ始める)
(笑ながら話してくる耀に頷き返す少女)
うん、もうすぐだね
(耀に寄り掛かりながら、ゆったりと流れていく景色を眺めている)

(そのあと電車を乗り継ぎながら、新幹線の駅まで到着した)
うん、はやく乗り換えたいね
(少女もぶるっと身体を震わせながら歩いていく)
(そこは新幹線の駅だから、これまでの電車の駅よりもずっと大きい)
おおー、さすがに駅おっきいね!
人もたくさんいるよっ
(久しぶりに多くの人間を見て、珍しそうにきょろきょろと見まわしている)
(耀の言う通り、新幹線の発車までまだ時間があるから、駅弁を買うならこの時間が1番いい)
(売店も駅に比例して大きく、置いてある駅弁の種類も多い)
えっと…どうしよっかなぁ
(目移りさせながら、全部の駅弁を満遍なく眺めていく少女)
うむむ…どれかなぁ…
(腕組みして考え込んでいたが、とある弁当を手に取って耀に見せた)
お兄ちゃん、あたしこれがいい!
(少女が手に取ったのは海鮮丼だった)
(蟹やいくら、鮭などお馴染みの海産物が乗せられたお手頃な駅弁だった)

【時間的に次のレスで凍結でしょうか?】